知っておきたい志願書づくりの小ワザ

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毎年、4月中旬頃から、各自治体の「募集要項」が公表され始めます。そして、5月頃には、「志願書」の受付が始まります。いよいよ、戦いの幕開けです。

志願書を単なる「応募」や「エントリー」と考えてはいけません。もう、この段階から、勝負は始まっています。もちろん、志願書で合否が決まるわけではありませんが、これを適当で良いと考えるようでは、合格できません。

「志願書」は、書類選考やその後の面接においても、選考の材料として活用されます。例えば、1次・2次を問わず面接においては、面接官が志願書を見て、気になった点をチェックしたり、質問したりするのです。

その意味でも、より魅力的な志願書を作って、見る人に「お!」と注目してもらうことが大切です。

「そんなことを言われても、自分にはこれといったキャリアも資格も特技もない!」と嘆く人がいるかもしれません。そんな人でも心配は要りません。資格や特技が「ない」のなら、今からでも取ればよいのです。

とはいえ、「TOIEC800点以上」や「漢検準1級」、「簿記3級」などの資格は、そう簡単に取れる代物ではありません。相応の勉強時間が必要です。採用試験対策に忙しい人が、そんな時間を割けるはずもないでしょう。

でも、世の中には、比較的簡単に取得できる資格があります。例えば、「防火管理者」。なんだか難しそうですが「乙種」であれば、約5時間の講習を受けるだけで、ほぼ確実に取得できます。受講料は5,140円。不合格になることは、まずありません。

しかも、この資格は教頭、校長などの管理職には絶対必要な資格ですから、今から持っておくことは素晴らしいことです。

簡単に取れる資格ですが、見た人は「お!」と思います。中には、「学校防災に知識がありそうだな」と思ってくれる人がいるかもしれません。(他にも、おすすめ資格がありますが、知りたい方は「ぷらすわん研修会」にご参加ください!)

特技だって同じです。「ない」ならばつくる。達人になる必要はありません。数日でも、趣味がてらやってみればよいのです。

例えば、体格のがっちりした男性ならば、あえて「手芸」や「料理」などと書いておけば、面接官は「お!」と思います。あるいは「“大胆さ”と“繊細さ”を兼ね備えているのだな」と思ってくれるかもしれません。

大切なのは、それを見る人に「お!」と思わせることです。どの業界の就職試験もそうですが、採用担当者に印象を残すことは合格への近道。いろいろと、やってみてください。

 ※「もっと知りたい!」という方は、ぜひ「ぷらすわん研修会」へご参加ください!

 

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