論文対策は必ず「添削指導」を受けよう

論文添削

論文への対策は、教職・一般教養とは同じようにはいきません。もちろん、参考書はたくさん出されていますが、それを繰り返し読んで、大切なポイントを頭に叩き込んだだけでは、試験本番で良い評価は得られないでしょう。

論文対策の基本は、実技科目と同じです。本を読んだだけで泳げるようになる人がいないのと同様、いくら知識や理論を詰め込んでも、上手な論文は書けません。大切なのは、繰り返し書いてみることです。

もちろん、ただ自己流で書いてみるだけで、論文力は高まりません。この点も技能科目と同じ。「自己流」で泳ぎを覚えようとしても、上手に泳げるようになるまでは、時間がかかります。

欠かせないのは、「コーチ」の存在です。論文対策でいえば、添削をしてくれる人。文章力があり、教育現場の経験がある人がベストです。なぜなら、教員採用試験論文は他の論文・レポート類とは多少異なり“独特感”があります。それを経験した人なら、その独特感を理解しているからです。

教員養成課程のある大学には、必ず現場経験のある先生がいるはずです。そうした先生にお願いをして、自分の論文を繰り返し添削してもらいましょう。同じ人に繰り返し手を入れてもらうことで、自分の弱点や悪癖も見えてきます。

既卒の臨時的任用教員なら、校長先生、教頭先生にお願いをしましょう。教員採用試験はもちろん、管理職試験をも突破してきた「論文の達人」に指導をしてもらえれば、こんなに心強いものはありません。

なお、文章を直されることに、いちいちショックを受けていてはいけません。大切なのは、謙虚な気持ちで受け止め、次回に生かそうとすること。そうした姿勢で繰り返し添削を受ければ、きっとライバルに差を付けられるに違いありません。

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