自動車を運転するのに運転免許が必要なのと同様に、教壇に立つには教員免許が必要です。これを持たずして、教師になることはできません。
小学校の先生は、国語、算数などの主要教科から、音楽、体育などに至るまで、全教科を教える力が求められます。
小学校の教員免許状が、専修、一種、二種の種別ごとに一種類なのに対し、中学校と高校の教員免許状は、教科別に分かれています。
「特別支援学校」という名称に、馴染みのない方もいるでしょう。以前は、「特殊学校」と呼ばれ、盲学校、ろう学校、養護学校の三つに分かれていました。
教員免許状は、基本的に学校種別に分かれていますが、例外の一つがこの養護教諭です。
どのような道のりを歩めば教員免許状が取れるかについては、「教員免許状取得への道のり」の記事で、学校種別に見てきました。