教師になるまでのステップは、二つあります。一つ目のステップは、教員免許状を取得すること。二つ目のステップが、教師として採用されることです。
その昔、「でもしか先生」という言葉がありました。20~30代の人は、きっとご存じないでしょう。
教員採用試験を行うのは、都道府県や政令指定都市などの自治体です。当然、競争倍率も、自治体によって違ってきます。
教員採用試験の日程は、自治体によって異なりますが、おおまかなスケジュールは以下のとおりです。
さて、教員採用試験の第一歩は、募集要項を入手することです。どこで入手できるかというと、教育委員会の窓口です。郵送を依頼することもできます。
教員採用試験の実施主体は、都道府県と政令指定都市合わせて、60以上あります。
自動車を運転するのに運転免許が必要なのと同様に、教壇に立つには教員免許が必要です。これを持たずして、教師になることはできません。
小学校の先生は、国語、算数などの主要教科から、音楽、体育などに至るまで、全教科を教える力が求められます。
小学校の教員免許状が、専修、一種、二種の種別ごとに一種類なのに対し、中学校と高校の教員免許状は、教科別に分かれています。
「特別支援学校」という名称に、馴染みのない方もいるでしょう。以前は、「特殊学校」と呼ばれ、盲学校、ろう学校、養護学校の三つに分かれていました。